XLOOKUP関数では、検索する値が見つかった場合、戻り配列が空白の場合は「0」が返されます。
数値や日付を取得している場合は、「0」や「1900/1/0」と表示されてしまいます。
今回は上記値を””(文字列)として処理する方法を紹介します。
XLOOKUPで検索値が見つかった場合の処理
=XLOOKUP(検索値, 検索範囲, 戻り配列, [見つからない場合], [一致モード], [検索モード])
XLOOKUPは検索値が検索範囲内から見つかった場合、無条件で戻り配列の対象セルを返します。返される値が空白の場合は「0」が返されてしまいますので対策を実施します。
対策
戻り値配列にIF関数を使います。
戻り配列
IF([開始日]=””, “”, [開始日])
戻り配列でIF関数を使用しても検索値で見つかった行から値を参照するため、上記内容で空白セルだった場合は””(文字列)として値を返しています。
数値や日付を取得していた場合はでも””が返されるため値として表示されなくなります。
上記はテーブルで実施していますがセル範囲(E3:E12など)でも同じ使い方が可能です。