ExcelのCHOOSE関数は、指定されたインデックスに基づいて、複数の値の中から1つの値を選択するために使用されます。
以下はCHOOSE関数の使い方です。
CHOOSE関数
一般的な構文:
CHOOSE(index_num, value1, value2, ...)
index_num: 選択する値のインデックス番号を指定します。1から始まる整数値を使用します。
value1, value2, …: 選択肢となる値やセル参照を指定します。最大で254個の引数を指定することができます。
注意点
- インデックス番号が範囲外の場合、CHOOSE関数はエラーを返します。
- 引数として指定する値は、テキスト、数値、論理値など任意のデータ型を持つことができます。
例1:
=CHOOSE(2, "Apple", "Banana", "Orange")
この例では、インデックス番号として2を指定し、”Apple”、”Banana”、”Orange”の3つの値の中から2番目の値である”Banana”が選択されます。
例2:
=CHOOSE(A1, B1, C1, D1)
この例では、セルA1に格納されたインデックス番号に基づいて、セルB1、C1、D1の値から1つの値を選択します。
CHOOSE関数は、インデックス番号に基づいて複数の値の中から1つを選択するために便利です。条件分岐やリストからの値の選択など、さまざまなシナリオで利用することができます。